【活動報告】第9回 働く天使ママ座談会を開催しました

働く天使ママコミュニティiKizukuです。


2022年5月8日(日)に第9回働く天使ママ座談会を開催しました。

今回は「初期流産を経験された方の会」とし、2名の方にご参加いただきました。


頂いたご感想と働く天使ママや周囲の方に向けたメッセージの一部をご紹介します(掲載ご許可を頂いています)。



◆ご感想◆

初期流産も小さなお産だという事を周囲の方に少しでも知っていただけると有難いです。私は自然排出も手術もどちらも経験しましたが、どちらも大変な事にはかわりなく、その上休み等何でも自分で切り出していかなければならない部分もあるので、初期流産の方々の対応についても、後期流産や死産の方と同じとまではいかなくても、少しずつ改善していければなと思いました。


話したいことのすべてを話せたわけではないのですが、混乱していたものが自分の中で少し整理された気がします。良い面、悪い面ありますが何事も我慢してしまいがちな性格なので、誰にも話せていなかったことを吐き出すことができて、聞いてもらうことができて、スッキリしましたし、達成感のようなものを感じています。


流産後の仕事復帰は、孤独を感じたり、周囲に対して負の感情を抱いたりしてしまっていて。自分はなんて冷たい人間なのだろうかとか、誰も何もわかってくれないと考えてしまって、自分がとても嫌になっていました。皆さんのお話を聞く中で、わたしだけじゃないんだなぁ…と。それで安心する部分もありましたし、自分から伝えなきゃ理解してもらえないよなと気づくところもありました。心も、体も、調子が悪いときには一旦お休みすることも大事ですね。自分をもっと「よしよし」ってしてあげて、自分の感情に素直になれたらいいなと思っています。ずっとずっと誰にも話せなくて苦しい毎日でした。仕事や家庭のことで感情を押し殺していたのかもしれません。



◆メッセージ◆

仕事をすることで気分が紛れる方もいれば、働くのもつらくなっている方もいらっしゃるかと思います。どちらの方もみんな悲しいつらい思いを抱えながら、どうにかこうにか生活されているのだと思います。まずはご自分のお身体を大切にして、疲れたときにはゆっくりと心を休ませて、明日を迎えていただけたらいいなと思います。


きつい時や辛い時は無理に感情に蓋をしなくてもいいんです!



ご感想とメッセージ有り難うございました。

座談会の中で、私も初期流産を経験した際、お腹の痛みと出血量の多さに恐怖とこれからどうなってしまうのだろうという不安な一晩を過ごしたことを思い出しました。

初期流産であっても、陣痛・出血を伴い、小さな出産であることには変わりありません。

しかし12週に満たないということで、産後休暇もなく、悲嘆の中で、自身で休む日数や職場復帰時期を判断しなければなりません。

初期流産の頻度は、平均で約15%、妊娠した女性の約40%が経験との調査結果もあります。(厚労省)

決して少なくない初期流産に関しても、社会の認知度や制度の拡充が図られることを願っています。

iKizukuでも一つ一つ出来ることに取り組んで参ります。


この度は、ご参加いただき、有り難うございました。



kokeshi

iKizuku

働く天使ママコミュニティ【イキヅク】 ペリネイタルロス(赤ちゃんとのお別れ) を経験した働く女性 =「働く天使ママ」のサポートを通じて 思いやりの心が息づく社会をめざします

0コメント

  • 1000 / 1000