【活動報告】産後ドゥーラ グリーフケア研究会に参加しました

22年4月22日、産後ドゥーラ グリーフケア研究会さまと、「ペリネイタルロスやグリーフの現状、国や行政の動き、産後ドゥーラにできること」というテーマでお話する機会をいただきました。


産後ドゥーラとは「産前産後の母親に寄り添い支える人」です。

産前産後は、妊娠出産による身体の変化だけでなく、ホルモンバランスも急激に変化するため、精神的にも不安定になりがちです。

産前産後の女性特有のニーズに応え、心身の安定と産後の身体の回復、赤ちゃんの育児や新しい生活へのスムーズな導入を目的に、母親の気持ちに寄り添った、母親のサポートを行います。

※一般社団法人ドゥーラ協会のホームページより


最近はコロナ禍により里帰り出産ができない等、産後に身近に頼る人がいない方が多く、ドゥーラのニーズも高まっており、都内では、産後ドゥーラの利用料を助成する自治体も増えてきています。


そんな中、国からの通達で産後ケアの対象に流産死産した母親を含むことが明確化された動きを受け、一般社団法人ドゥーラ協会でも、「出産日」には流産死産も含むことに、協会規定が改訂されました。


そして、産後ドゥーラの中でも、ペリネイタルロスやグリーフについて学び、産後ドゥーラとして何かできないか?という有志の方々が、グリーフケア研究会を立ち上げられ、自主的に勉強会を開催されています。


今回は、このグリーフケア研究会の中で、働く天使ママ実態アンケートの結果内容から、働く天使ママの置かれる現状や、傷ついた声がけや嬉しかった声がけ等をご紹介しながら、産後ドゥーラにできることについてお話しました。

会の中では、ペリネイタルロスを経験した方への声かけの例等、ご質問やご感想も沢山頂きました。


産後ドゥーラの皆様、お話する機会を頂き、誠に有り難うございました。



ペリネイタルロスも心身は産後に変わりのないことに加えて、赤ちゃんとのお別れという大きなグリーフを抱えています。

そんな、日常生活も外出もままならない状況の中、家庭という安心な環境で、身の回りの家事や食事のサポートをしながら、お話を聴き寄り添う、というのは、産後ドゥーラだからこそ出来ることではないでしょうか。


産後ケアの裾野が広がることを切に願っています。



kokeshi




iKizuku

働く天使ママコミュニティ【イキヅク】 ペリネイタルロス(赤ちゃんとのお別れ) を経験した働く女性 =「働く天使ママ」のサポートを通じて 思いやりの心が息づく社会をめざします

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