【活動報告】(株)大塚製薬工場様の女性の健康セミナーに登壇しました
\iKizuku初の企業様でのセミナーが実現しました!!/
2024年12月、株式会社大塚製薬工場様のセミナーにお呼びいただき、「働きながらのペリネイタルロス」についてお話をさせていただきました。
㈱大塚製薬工場様ではサステナビリティへの取り組みとしてダイバーシティや社員とご家族の健康維持増進に取り組まれています(㈱大塚製薬工場様のHP/サステナビリティのページはこちら)。その中で立ち上げられたダイバーシティ推進ワーキンググループにて、「みんなに聞いてほしい女性の健康セミナー」を企画、女性の健康・周産期の基礎に加えて不妊やペリネイタルロスを取り上げられることになり、iKizukuにお声がけ下さったものです。
iKizukuからは、「ペリネイタルロスとグリーフケア〜働きながら流産・死産等を経験するということ〜」と題し、代表2名の体験談もご紹介しながら、ペリネイタルロスについて、ペリネイタルロスを経験した時に直面する心身の状況や働く上での悩みや課題について、といったことに加え、誰もが人生の中で経験するグリーフについて、そしてグリーフを経験された方に対して周囲ができることについてお話しさせていただきました。
iKizukuとして初めての企業様でのセミナー、当事者や支援者ではない方に向けてのお話ということで、どのような内容をどのような言葉で伝えるべきか、ワーキンググループご担当者様や人事部の皆様と何度も打ち合わせをし、ご意見をいただきながら準備を進めて参りました。
当日は70名を超える方にご参加いただき、うち男性が4割強・管理職が4割弱と、これまでなかなか声を届けづらかった方々、「働く天使ママ」の実態を知ってほしい方々にお聞き頂くことができました。
事後のアンケートでは、多くの方から「グリーフやペリネイタルロスについて初めて知った」「経験者からの言葉であり心に残った」「今後同僚や部下が経験した際にどう接するべきか考えるきっかけとなった」、といった感想をいただきました。センシティブなテーマでしたが、多くの方に向き合っていただき、大変嬉しく、胸がいっぱいになりました。
ダイバーシティ・女性活躍推進が叫ばれ、企業での取り組みが徐々に進んできていますが、女性の生活・仕事に大きな影響を与える妊娠出産についての理解、特にペリネイタルロスの現状や影響への理解がまだまだ進んでいません。私たちが知る限り、日本の一般企業でペリネイタルロスをテーマに研修が行われた事例は、今回が初めてではないでしょうか。
ワーキンググループの皆さまをはじめ、関係者の皆さま、当日ご参加いただいた皆さま、ペリネイタルロスに、当事者に心を寄せてくださり、お話する機会を頂けたことに改めて感謝申し上げます。至らぬ点も多々あったかと思いますが、社員の皆様のご活躍に少しでもお役に立てていれば幸いです。
iKizukuでは企業様を対象としたセミナーの実施に力を入れて参りたいと思っております。ご興味を持ってくださった企業様がいらっしゃいましたら是非お声がけくださいませ。
yuka
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