【ご報告/書籍紹介】放送大学教材「グリーフサポートと死生学」にiKizukuのアンケート結果が引用されました

放送大学の『グリーフサポートと死生学』のテキスト(2024年3月/一般社団法人 放送大学教育振興会)に、iKizukuが2021年に実施した働く天使ママ実態調査アンケート」の結果が引用されました!


第11章 流産・死産(周産期)のグリーフサポートの章で、周産期の喪失(ペリネイタル・ロス)の現状、ペリネイタル・ロスのグリーフ、周囲の反応のグリーフの影響、ペリネイタル・ロスのグリーフサポート、等が取り上げられています。

その中の「周囲の反応のグリーフへの影響」の項目において、働く女性が増える中で流死産後の職場復帰に悩む人が少なくないこと、iKizukuのアンケート結果を引用して妊娠12週以降の流死産が産後休業の対象であることの認識が低いことが指摘されました。


本章をご執筆された高橋聡美先生は、著書『大切な人を亡くした人の気持ちがわかる本』(2022年4月/法研)でも働く女性の流産・死産についても触れられていたり、また『AERA 2023年2月20日増大号』の「働く女性の流産・死産」の記事でも解説して下さるなど、ペリネイタル・ロス/働く女性のペリネイタル・ロスについて心を寄せ、社会に訴えて下さっています。


グリーフのテキストに、ペリネイタル・ロスに加えて、働く女性のペリネイタル・ロスも掲載されるようになったことを嬉しく感じています。


「働く天使ママ」の声を届ける場をいただき、高橋先生、放送大学のご関係の皆様、本当にありがとうございました。何より、アンケートにご協力いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。


テキストは、グリーフサポートとは、様々なグリーフについて、セルフヘルプグループ・サポートグループについてなど、様々な視点をコンパクトに学べる内容となっておりますので、ぜひお手にとっていただけたらと思います。


yuka


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テキストや関連のリンクもご参照ください。

iKizuku

働く天使ママコミュニティ【イキヅク】 ペリネイタルロス(赤ちゃんとのお別れ) を経験した働く女性 =「働く天使ママ」のサポートを通じて 思いやりの心が息づく社会をめざします

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