【開催報告】第17回働く天使ママ座談会を開催しました

2023年7月23日(日)第17回働く天使ママ座談会を開催しました。

今回は、3名の方にご参加いただきました。

頂いたご感想の一部をご紹介します(掲載ご許可を頂いています)。


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【ご感想】

日々仕事と育児に奔走する中で、当時のことをゆっくり思い出す日があまりなかったので、座談会に参加して自分の気持ちに向き合ってみて、疲れましたがとても心地よい時間でした。

他の参加者さんのお話を聞いていると、うまく言語化できなかった自分の気持ちを代弁してもらっているようで新たな発見もあり、参加して良かったと思っています。ありがとうございました。


自由に自分の思っていることをお話しできてよかった。全員結構ジャンルの違うお話をしていて、それぞれの方の受け止め方や現在の状況も全然違うのだなーと漠然と知れて、当たり前ですが、一人一人全然違う経験や人生を生きてきたんだなと思えて、心が軽くなった。

また、ネガティブ・ケイパビリティという言葉を知ることができてとても勉強になり、その後早速書籍も購入してみた。自分の流産との向き合い方に名前がついた気がして、少し自信にもなった。

自分が抱いていた妊娠・出産のイメージと自分の経験がかけ離れてしまったことに萎えてしまっていたが、今日お話をたくさん聞いて、誰一人として同じ妊娠・出産はないことを知れて良かった。自分の経験を大切にしながら、もっと想像力を持って周りの人にも接していきたいと改めて思えた。


参加させて頂く中で自分の気持ちを素直にお話したり、皆さんのお話を伺う中で自然と涙があふれてきたことに、まだ自分の中で受け入れられていない気持ちがあるんだなということに気がつくことができました。時間が経って、悲しみが癒えるのではなく、自分の向き合い方や距離感が変わってきたのだと実感しました。

初めてこういった場に参加させていただき、一年以上自分の気持ちを抑えたり、本音を人に見せないようにしてきた自分に気がつくことが出来ました。お空の子供に対して涙を流したのは本当に久しぶりのことで、なんだか解放されたような気持になりました。境遇は違えど、辛い経験をした人同士が集まれることで心強い気持ちになれましたし、こういった心のケアの場を与えて頂いたことに大変感謝しております。



【天使ママさんへのメッセージ】

とてもデリケートな内容で、当事者以外には気を遣わせてしまい話しにくいという方が多いと思いますが、自ら言語化して共感してもらったり、他の方の話を聞くだけでも自分の気持ちが少し整理されたりして良いのかなと思っています。気持ちが追いつかないうちに参加する必要はないですが、「話してみたいな、聞いてみたいな」と思ったら参加するのも一つの手段かと思います。こういった場はみな当事者で対等な関係なので話しやすいです。


誰一人として同じ妊娠・出産はないので、自分の現状や気持ちをそのまま受け取って、無理せず仕事・仕事以外の人生を豊かに、(見ず知らずの方とも、気持ちを)一緒に生きていけたらいいなと思います!


ご経験をされたことで、自分を責める気持ちや悔やむ気持ち、悲しみにくれたり絶望を感じる事もあると思います。それはあなただけじゃないよ、と伝えたいです。


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この度はご参加くださり有り難うございました。

日常生活の中では、ご自身の経験を振り返り、向き合うことはなかなか難しいかもしれません。しかし、このような座談会の場で、ご経験内容や現在の状況が違っても、ご自身のお気持ちを語り、他の方のお話に胸を打たれることで、自然とお互いがサポートし合えるのが「ピア」の力なのではないでしょうか。

今後もiKizukuでは、安心・安全な環境の中で、経験者同士が想いをシェアできる機会を作って参ります。


kokeshi

iKizuku

働く天使ママコミュニティ【イキヅク】 ペリネイタルロス(赤ちゃんとのお別れ) を経験した働く女性 =「働く天使ママ」のサポートを通じて 思いやりの心が息づく社会をめざします

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