【情報シェア】《e-Falcon社コラム》 流産死産した社員をどう支える?
株式会社イー・ファルコン様のコラムにペリネイタルロスについての記事がありましたのでご紹介します。
流産・死産後の復職をどう支援する? 辛い経験をした社員を支えるために必要なこと
と題し、周囲の人々やマネージャーにできることを、本人のセルフケアと併せてわかりやすく取り上げていただいています。
経験者のグリーフへの正しい理解として、厚労省の調査研究を用いながら、ペリネイタルロスのグリーフは強くその影響は長期にわたること、本人だけではなくパートナーにも配慮が必要なことなどが挙げられています。
コラムの中では経験者へのサポート方法についても具体的に述べられています。
【経験者へのサポート方法】
・職場復帰をする際に同僚に知らせておきたいことがあれば、それは何か決めておく
・職場復帰後にサポートを受け安くするため、信頼のおける上司であれば内密に知らせておく
・聞かれるかもしれない質問にどう答えるか、あらかじめ考えておく
・質問された際に、自分は大丈夫だと相手を安心させる必要はない
・相手が心を開きたい人であれば、「もっと話したい」と伝え、いつ、どこで、どのような話をしたいか伝える
・出産予定日や命日には仕事を休むことを検討するなど
マネージャーができることについても具体的にわかりやすくご紹介されています。
【マネージャーができること】
・妊娠喪失を経験した人から連絡が来たら、お悔やみを述べ、どのようにサポートしたらいいかを尋ねる
・本人が同僚に伝えてほしいことがあると希望したら、事前に同僚に内容を伝えることを提案し、本人が何度も説明する必要がないようにする
・職場復帰については、本人の希望に応じて柔軟に時短勤務やテレワークなども視野に入れる
・復帰後も本人に無理をする必要がないことをあらかじめ伝えるが、本人が仕事をしたくないと思っていると決めつけないこと
・一緒に過ごすことを避けないで普通の会話をするが、安易なグリーフの決めつけやアドバイスは行わないなど
そして最後に、娠喪失を経験した社員のグリーフに寄り添う職場は、誰にとってもやさしい職場であるに違いありません。と締め括られています。
ペリネイタルロスについて、職場の同僚や上司にどう伝えたらいいのだろう?と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような時は、このような記事を同僚や上司に共有してご理解いただくことも一つの方法と思います。
ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。
私たちも思いやりの心が息づく社会をめざし活動を進めて参ります。
kokeshi
0コメント