【ご報告/情報シェア】厚生労働省の働く女性・企業向け情報サイトに「働く女性が流産・死産したとき」のページが出来ました
本日は重要なご報告です。
iKizukuが目標としていたことの一つが実現しました。
厚生労働省が運営・委託している働く女性・企業に向けた情報サイトに「働く女性が流産・死産したとき」のページが作成されました。
具体的には、「女性にやさしい職場づくりナビ」のサイトに「働く女性が流産・死産したとき」のページが、「働く女性の健康応援サイト」の「女性特有の健康課題」に流産・死産が追加されました。
これまでは、妊娠出産や不妊についてのページはあっても、流産・死産(ペリネイタルロス)がなく、ペリネイタルロスの際に使用できる制度(産後休業・母性健康管理措置)については妊娠出産に関する制度の”注記”のような形でしか記載がなかったため、経験者が情報にたどりつけず、企業側にも正しく認知されない状況にありました。
私たちが実施したアンケートでも、死産でも強制休業である産後休業の対象であることや、初期の流産でも母性健康管理措置の対象として必要な休みなどの措置をとる義務があることなどが知られず、経験者が休みもなく職場復帰や退職を余儀なくされている実態があることが分かっています。
このような現状や私たちの問題意識について、色々なご縁から厚生労働省のご担当者とお話しする機会を頂戴し、この度、このようにペリネイタルロスについて、働く女性の健康課題・企業として対応すべき課題として個別に情報を掲載いただくこととなりました。
このような機会を頂戴できたこと、そしてサイトに掲載をいただけたこと、ご関係の皆様には本当に感謝申し上げます。
そしてアンケートにて大切なお声をお寄せ下さった経験者の皆様、本当にありがとうございました。
正しい情報の適切な提供という、基本であるけれど大切な一歩。
このようなご報告ができること、大変嬉しく思います。
が、まだまだこれから。
社会の認知拡大に向けて今後も取り組んでまいります。
詳細は下記をご参照ください。
厚労省の「女性にやさしい職場づくりナビ」のサイトに「働く女性が流産・死産したとき」の専用のページが追加されました。流産・死産した場合に利用できる制度(産後休業・母性健康管理措置)について、母健連絡カードについて、事業主の皆様へのメッセージが掲載されています。
厚労省委託事業「働く女性の健康応援サイト」の「女性特有の健康課題」に流産・死産が追加されました。
同じく厚労省委託事業「働く女性の健康応援サイト」に「流産・死産後の体調について」のコラムも掲載されました。
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